3/21(月・祝)までの計画停電スケジュールが 東京電力より公開されました

停電のスケジュール(グループ順序)は、前日の深夜にならないと発表されない状況が続いていますが、
週間計画停電予定は、東京電力から公開(プレスリリース)がなされています。


最終決定は前日夜や当日朝に再確認する必要がありますが、
ひとまず、見通しが立たない状態よりは良いのではないでしょうか。
電源が無い状態でも確認できるように、自分の地域の予定をメモしておきましょう。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031517-j.html
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110315j.pdf

  • 東京電力発表がPDFで文字も小さいので、加筆・修正したJPG画像を用意しました

3.計画停電中の過ごし方

  • まず、深呼吸をして、自分の居る場所が安全であるか確認する
    • 暗くても、日中ならば、目が慣れて見えてくることもあります
    • 夜ならば、あきらめて耳を澄まして状況を把握します
      • 階段など、よほど危険な場所に居るのでなければ、まずは状況を確認するところからはじめます
  • 計画停電中に、一番重要なことは火災・事故・怪我をとにかく起こさないことです
    • 混乱した状況下で、通常通りの救助が受けられるとは限りません
  • ろうそくなど、裸の火はできる限り使わない
    • 火災になる危険性が高いです
    • 繰り返しになりますが、停電中の混乱で、消防・救急も通常通りの救助が受けられるとは限りません
    • 火を使わないで過ごせるようにするための準備です
      • あらかじめ、必要なものに手に届くようにします
  • 家族が居るのであれば、同じ部屋でまとまって過ごす
    • お互いの安全も確認できますし、情報の共有もできるのでまとまって過ごすのが効率的でしょう
  • 停電中は携帯電話の通話はひかえる
    • 回線が混雑します、緊急の通話のために回線を空けておく必要があります
  • トイレを使ったら注意
    • 家庭の水洗トイレは1回分の水がタンクにためられています、1回目は流れます
    • その後、水が貯められるかどうか、気をつけてください
      • 手が洗えなければ、次回水が流れないと考える
    • 水が補充されない場合は、タンクの上(手を洗う小さいアレ)から汲み置きの水を何リットルか入れ次回流すときに備えます
    • 水道が復活するときに備えて、開けた蛇口をきちんと閉めることも忘れずに
    • TOTO:断水・給水制限・停電時のトイレ使用について (追記)

http://www.toto.co.jp/News/dansui_teiden/

  • ワンセグ放送などだらだら使用しない
    • ニュースを見続けても、震災が軽くなるわけでも、停電が早く終わるわけではありません
    • 非常時の通話に備えて、バッテリを温存するほうが重要でです
    • 定時後10分など、重要なニュースが流されることが多いので、見るならば時間を区切って見るのがよいでしょう
  • 計画停電は無限に続くものでなく、おおむね3時間で終わります、
    • そのことを忘れないで、初回の計画停電の際は、怪我をしないようにおとなしくしましょう
    • 暇になってくると、外に出たくなるかもしれませんが、不必要な外出は避けたほうがよいでしょう
  • この後、複数回の停電を経験することになるかもしれません。
    • 初回の停電の際には、足りなかったものや、困った部分の記録、時間の過ごし方について、考える時間にするのもよいのではないでしょうか

2.計画停電時に起きる出来事を想定した心理的な準備

  • まず、今一度思い出してください、計画停電は、電気が回復する予定のある停電です
    • 停電時間はおおむね3時間以内とアナウンスされています、回復する停電であることを、再度思い出してください
    • その時間耐えられるだけ、必要な分の準備はしますが、過剰な準備は不要です
    • 買占める必要はないはずし、水道などのインフラへの負荷を抑えましょう
  • 開始予定時刻に停電が始まらなくても、予定地域ならば、途中からでも停電実施される可能性があります
    • その瞬間、電気がいつ消えても安全である様に過ごします
    • あらかじめ予定された、3時間の我慢です、何日も耐え続けるわけではありません
  • 電灯が消えます
    • 日が出ていても、室内は思ったよりも暗いものです
    • 日が落ちた後は、急に電灯が消えて真っ暗になることを頭に入れておきます
    • 予定されている停電は開始予定時刻に始まらなくても、途中からでも停電になることもあります
      • 足元は大丈夫ですか
  • 停電中は、光電話、IP電話などは使えません
    • 停電前後の混乱のため、携帯電話もつながりにくくなるでしょう
    • 非常時以外、通話が必要ないように準備します
  • 家族と連絡ができなくても、きちんと帰宅できるように、その日の行動を確認しておく
    • 人数分紙に書いて、持ち歩きましょう
    • 計画停電前後の混乱により、連絡がつかない可能性が高いです
      • その日の行動予定
      • 自宅の計画停電時刻、停電予定グループ
      • 帰宅予定時刻
      • 帰宅経路
      • 行き先の計画停電スケジュール
      • 非常時の集合場所
  • 停電時、屋外は危ない
    • 出社・よほどの外出の必要が無い場合には、計画停電予定時間は外に出ない、家に居る
    • 停電時、外は街灯はもとより、信号もつきません、危険です
    • 予定されている停電は開始予定時刻に始まらなくても、途中からでも停電になることもあります
      • 職場にいる場合には、職場の指示に従う
  • エレベータ、エスカレータは利用しない
    • 階段も、電気が消えることを想定しておきます
  • 停電中は暖房は使えなくなるため、室温が下がります
    • 防寒具(服)、雨具(カッパ)を暗闇でも手が届く場所に準備しておきます
  • 停電時泥棒などが想定されます
    • 女性の一人暮らしなど十分に気をつけてください
    • 家を出るときはもちろん、家にいるときも戸締りをきちんとする
    • 換気の必要はありますが、家にいる場合も戸締りに十分注意する
  • 停電中は、情報の入手が困難になります、あらかじめ情報を更新しておきましょう
    • 計画停電中はテレビが見られません、計画停電の終わりの時刻は憶えていますか
    • 光ファイバーを用いたインターネット等、電気がないと使えません
    • 定期的といっても朝・(昼)・夜に確認する程度で十分です
    • 計画停電のスケジュールは、今週分は既に決まっており、朝確認した予定と、夕方の実施が異なることはありません
      • 紙に書いて、家族の人数分準備しましょう
    • ニュースを見続けて不安に陥る必要はありません
    • 信頼できる情報源を、寝る前、朝、出かける前に確認すれば十分でしょう

1.計画停電に備えた実際の準備項目

予定された計画停電時刻前、停電前、寝る前、会社に出かける前に準備をする項目です

  • 家族と連絡ができなくても、きちんと帰宅できるように、その日の行動を確認しておく
    • 人数分紙に書いて、持ち歩きましょう
    • 計画停電前後の混乱により、連絡がつかない可能性が高いです
      • その日の行動予定
      • 自宅の計画停電時刻、停電予定グループ
      • 帰宅予定時刻
      • 帰宅経路
      • 行き先の計画停電スケジュール
      • 非常時の集合場所
  • 勤務先に自分の家の計画停電グループを伝えておく
    • 家の所属するグループは変わりませんが、停電する時刻は日によって変化します
    • 所属グループは東京電力のwebページで確認できます(末尾にリンク)
  • 必要な量の水を汲んでおく
    • 停電に伴い、停電の間、断水する可能性があります
    • マンションなどでは、水圧を高めるためにポンプがあり、停電に伴い動かなくなります
    • 停電前に、3時間の停電の間に必要と思うだけの飲み水を汲んでおく
    • 電気は戻り、水もまた出るようになることが見込めますので、水道水を鍋にためておく程度で足りますよね
    • ペットボトルの水を無理して買い込む必要が無いことはわかるはずです
  • お手洗い等に必要な水は、バスタブに水を汲んでおく
    • バスタブから水をくみ出せるように、片手鍋などもあらかじめ準備する
    • 暗くても見つけられるように
  • 暖房無しでも寒くないような服を着る
    • 電気を使う暖房器具は使えません、暖かい服を準備し屋内で過ごします
    • 電気ストーブやエアコンはもちろん、石油ファンヒータ、ガスファンヒータも電気が必要なため使えません
    • 電気を使わないストーブも、照明がつかない状態で使用すると火事の危険高いです
      • 停電時には信号もつかず、道路も混乱します、消防車は、すぐに来ないと思ったほうがよいでしょう
      • 混乱している最中に消防・救急に余計な仕事を増やすことになります
  • 公衆電話の場所の確認する
    • 火事・怪我など真に緊急事態が発生した場合に利用できるように
    • 自分の家、職場から最寄の公衆電話までの道のりを確認しておくこと
    • 停電により、エレベータ、エスカレータ、階段の照明が無い状態でもたどり着けるように、きちんとシミュレーションしておきましょう
  • 携帯電話をあらかじめ充電しておく(追記)
    • あなたの携帯電話は、待ち受けだけならば3時間は十分持つでしょう
    • 緊急の連絡をできるように、あらかじめ充電を済ませておきます

日が出ているうちに済ませておきたいこと(追記)

お勤めのある人はすべてを済ませて置けないかもしれませんが、
できることだけでも

  • 計画停電時間を避けて入浴を済ませておく
    • 入浴後はトイレを流すためなどに、お湯は捨てずに取っておく
    • 入浴中の停電は避けたい、安全面においても
  • 食事の準備を済ませておく
    • 全部の準備はできなくても、停電前にメニューくらいは考えておきたい
  • お布団をあらかじめ敷いておく
    • 暗い中布団を敷かなくて良いように準備
    • ついに暇になったら、戸締り、火の元を確認して寝てしまうえばよい
  • 以上の準備をして、つつましく過ごせば、無用な買出し、買占めが不要であることが理解できるでしょう
  • 後ほど、「あったらよいが、今から確保することは困難なもの使い方」、懐中電灯、ラジオ、電池について、追記します。
    • これらのアイテムは、無い店を梯子して混乱を増すよりも、使わないで、3時間の停電時間を過ごせるように工夫するほうが建設的です
    • 計画停電ですから、3時間経てば電気は復活します、そのための準備です

ちゃんと調べたら情報が整理されたサイトがありましたのでリンクしておきます(追記)

  • [発声練習] 提案:関東在住者向け月曜日からの過ごし方

http://d.hatena.ne.jp/next49/20110313/p4

  • [発声練習] 提案:関東在住の人の12日、13日の過ごし方

http://d.hatena.ne.jp/next49/20110312/p1
重要なこと

大前提:関東のほとんどの地域は被害なしということを理解する

[発声練習] 提案:関東在住の人の12日、13日の過ごし方 より


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110314/t10014653961000.html

http://setsuden.yahoo.co.jp/

計画停電に備え、今から間に合う準備

関東圏で、ご自身・家族ともに怪我も無く、住居にも影響が無い人たちのために。


今、私たちは、何をするとよいのか、
今からでも間に合う準備、今やるべきこと。
買出しに走らなくてもよい、建設的な準備をリストアップしておきます。


このような報道が少ないため、私個人的に思いつく範囲での記載です。
不足等はコメントいただければ幸いです。


1.計画停電に備えた実際の準備項目
2.計画停電を想定した心理的な準備
3.計画停電中の過ごし方

に分けて載せました。


浮き足立っていないで、今からできる準備をしましょう。