ハチクロアニメ

最終回です.
おつかれさま.


アニメのChapter24?
コミックスのChapter.45,46にほぼ該当.


大体予想していた通りの所でお話を終わらせた感じ.


その昔,アニメと言えば基本は1年間(4クール)だったので,
きちんとお話を展開することができていた気がする.


今回ハチクロアニメは2クールでうまいこと納めた感じ.
原作もまだ完結していないしね.
うまくすれば,完結寸前あたりで,もう1,2クール打てるかも.
視聴率も深夜にしては良かったみたいだし,
クオリティーも最後までキープされたし.


アニメ本編では,挿入歌+アニメーションで通された場面も
頭の中では羽海野チカさんの入れてるセリフやコマ間の詞?が
勝手に再生されて,結構ゾクゾクしました.


そういえば,その部分は雑誌掲載時に写植ミスしたんだよね
思いっきり.


懐かしいです.



会社からの帰りがけに,まだ所々電気が点いている集英社のビルを見て,
もしかしたら羽海野チカさんが,そこで最終話をみていたのかなとか思った.


実際,何話かは,羽海野チカさんが集英社のビルで担当編集さんと
放映を見たらしいです.
(うみのの日記参照)
会社から近いんですよ,集英社のビル.


んで,実際は,仕事場で愉快な仲間たちと一緒に見たらしいです.
おつかれさま.

羽海野チカさん公式ページの唯一コンテンツ
ウミノ日々
http://www2.diary.ne.jp/user/162279/




フェリーというものに 初めて乗った 自転車のまま入っていってワクワクした






廃屋にテントを張って おまわりさんにおこられた






坂道で追い越していったファミリーカーが てっぺんで待っていておにぎりをくれた






海のほとりでテントを張ったら 満潮で寝たまま水びたしになった






鉛色の海を見た 道路を横切る雲の影を見た






走って  食べて  眠って  また起きて 走って






ペダルのふみすぎで くつの底が抜けた






車に轢かれたカモメをみた






自分の手先も見えないほどの霧に包まれた










―――そして






生まれて初めて






雨の 終わる 場所を 見た






あ…


来る














地の果てと
いうものは


もっと


さびしいところだと
思ってた


明るくて


せいせいした所だとは


思ってなかった







不思議だ


こんな遠い遠い
地の果てなのに


じつは


あのアパートの
自分の部屋のドアと


つながっていて


            気が付かなかった


            まさか 自分の家のドアが


            「どこでもドア」    だった なんて


ドアをあけて
外に出れば


どこへでも
行けたんだ


青春18切符
銀が鉄道のミドリ色の
切符も


何もなくても


自分の足を
交互に前に踏み出すだけで


小学生だって
知っている


いやオレだって
知っていた


――でも
ここにくるまでは


わからなかったんだ


この風景が


みれてよかった


帰ろう


君の


―――そして
   ぼくの


―――みんなの住む
   場所へ………




帰ろう


また
同じ数だけ


ペダルを踏んで

羽海野チカ ハチミツとクローバー
Chapter.45より


ハチミツとクローバー 7 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 7 (クイーンズコミックス)