飛行機輪行の難易度
想像上の難易度早見表
↑:易
・国内(東京都内の離島へは,空港まで荷物もって自転車で行った.双発機に自転車を乗せたよ:過去の日記参照)
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- (パスポート・貨物規定・航空運賃の壁) ----------------
・ハワイ(ホノルル) :なんせ,ホノルルセンチュリーライドがあるからね
・北米
・北米・ハワイ以外の先進国でかつ,定期便就航地域
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- (受難の壁) -------------------------------------------
・直行・通常の乗り換え便が無い地域
↓:想像の域
・普通,人が行かないところ(定期便未就航の地とか)
・通常乗り換え+陸路だから問題なし?
・治安悪すぎて輪行すべきじゃないんじゃない?
↓:難
今回初めて知った,航空業界の常識
・北米・ハワイ路線
・北米・ハワイ以外の路線
で,預け入れ手荷物の規定が異なる.
北米・ハワイ路線
・個数制(Peiece Concept)が適用される
ANA(エコノミークラス)の場合の無料預け入れ手荷物の規定
https://www.ana.co.jp/int/guide/baggage.html
- 最大個数:2個
- 重量:23kg(50ポンド)/個を超えないこと。
- それぞれの手荷物の3辺(縦・横・高さ)の和が158cm(62インチ)を超えないこと
- さらに2個の3辺の和の合計が273cm(107インチ)を超えないこと
実は,4番が地味にきつい.
国際線預け入れ限界サイズのトランク+自転車は事実上不可能.
前後輪外す,典型的な輪行袋(例:オーストリッチ ロード輪行袋220)でも3辺の和は210mm程度になる.
この問題を回避するには,JALを使うのがベスト.
JALは,自転車に対して特別な優遇措置をとってくれている.
http://www.jal.co.jp/inter/service/bag/sports.html
折りたたみ自転車1台を3辺の和が158cm(62インチ)の手荷物とみなします。
前後輪外したロードって,折りたたみ自転車扱いされるんだろうか謎だが,
ホノルルセンチュリーライドの協力会社でもあるJAL様のことなので,
何とかなるんでしょ.
北米・ハワイ以外の路線(ヨーロッパ・アジアなど)
・重量制(Weight Concept)が適用される
ANA(エコノミークラス)の場合の無料預け入れ手荷物の規定
https://www.ana.co.jp/int/guide/baggage.html
- エコノミークラス 20kg
つまり,個数に対する制限はないが,総合計の重量に制限がある.
無料範囲を超過した場合の扱いについて
・ヨーロッパ線に話を限定します.
受託手荷物重量が無料手荷物許容量を超えた場合、超過重量1kgにつき、出発地からの "大人普通エコノミークラス片道直行運賃" の1.5%(日本発のように普通運賃に2種類ある場合は高い方の金額を基に算出)をいただきます。
具体例:
(参考) 2009年4月1日現在
発着地 東京発の超過1kg当たり
ロンドン 9,000円
パリ 9,000円
フランクフルト 9,700円
死.
格安航空券なら,名古屋−パリ(CDG)往復11万円台なのに.
軽いロードでも,輪行袋や工具,予備パーツなどの重量を考えると10kg程度になる.
そうすると,滞在用の荷物を相当軽くしなければならない.
もしも,おみやげとかで,無料枠を超えたら,大変.