映画“虹の女神”

上野樹里さんが女神だった.かなり良い.
レイトショーで1,200円.十分元を取った.
最高,と言うわけではないですが,価格以上の価値はあったと思う.
4点以上つけられるかも.
しばらくしてからもう一回見てみたいかも.

本編

何というか,スクリーンから瑞々しさがあふれていた.
画質はあまり良くなくて,撮影したフィルム自体細いんじゃないかと
思われるのだが,その画質も相まって良い感じ.
(16mm?)



ストーリーは,出てきた伏線というかネタが,きちんと消化されていて
シンプルで結構味わえる.


学生の,映画研究会のイメージがかなりリアルに出ている感じ.
私は映研じゃないので想像だけど.


監督とか制作サイドとしては,自分たちの酸っぱい過去を思い出して作っている感じ?
私なら直視できないが...
その辺は,映像を扱う人間として直視できるのか?


ついでに,やっぱり,大学は共学だよねと思ってしまった.
あぁ,大切な時間を無駄に過ごしてしまった気がする(遠い目)

構成

章立てのある映画で,
最初,第2章とか出てきたときに,ゾクっとした
Lover's Kissのトラウマ?
いや,アレはアレで素晴らしい作品だったが.
恋人の章はよくわからなかったが,市原隼人さん演ずる役ののダメさ加減を
象徴するための物?無駄にした時間を示す物?
もう一回観たらわかるかな.


失恋?の章で,
上野樹里さんがマジギレして市原隼人さんをぶったいているシーンがすごい
相当すごい.
すごい.

劇中劇 "the end of the world"

劇中劇は,本職の人が本気で“同人映画”を作っている
あくまで,監督あおいの作品として作っているところが何ともよい.
その部分だけ8mmで,アスペクト比も4:3?になっている.
印象的.


コダクローム大好きとか.


つか,上野樹里さんきれい.
要らない肉が付いていないと言うか,とてもしなやか.


蒼井優さんの浴衣姿も相当良いですが,本作に関していえば,
間違いなく上野樹里さん.


んでもって,市原隼人さんは...個人的にあまり好きじゃないかも
添え物ですかね,引き立て役と言うか.


天使の卵でも,主演俳優だったりして,ちょっと.
彼はなんとなく,ぱっとしないんだよなぁ.
超主観だが.